NATIVE Living in the Jungle 1 |
「NATIVE Living in the Jungle 1」
(C)1997
花川戸菖蒲・角田緑 |
仙道×越野 小説+漫画 合同誌/SCRATCH NOISE |
1997年12月28日 初版 |
A5版236頁 |
***あらすじ*** |
ニューヨーク―双子ビルの背中を見上げる街で、法とは違うルールの元でに生きる少年達。ストリートキッズ…白人グループ、黒人グループ、プエルトリカン、チャイニーズ…ヒロアキ・コシノはその中でも最も少ない日系人グループのボスだ。
その日系人グループの仲間が立て続けに同じ手口で殺される事件が起こっていた。そんな時、コシノが偶然遭遇したリンチから助けたのは、ダウンタウンには不似合いな、1人の男だった… |
***感想*** |
SCRATCH NOISE(暮越咲耶)との合同誌。ストーリーの詳しくはNATIVE NOVELISE 1に同じ。
花川戸先生の小説、角田先生と暮越先生の漫画で1つのストーリーを作っています。
一粒で3度美味しいコシノ…ポチのお2人は勿論、暮越先生のコシノとウエダにクラクラ(笑) |
THE MAN COMES FROM LONG NIGHT 1 |
「THE MAN COMES FROM LONG NIGHT 1」
(C)1998
花川戸菖蒲・角田緑 |
仙道×越野 小説 |
1998年8月15日 初版 |
A5版122頁 |
***あらすじ*** |
晴天のGW。福田らと共に登山に来た越野は、帰り道の急な濃霧に飲まれて道に迷い、不思議な屋敷に辿りついた。
時間に取り残されたようなその屋敷に住んでいる、仙道と名乗る男の不自然な優しさに不審を抱きながらも、とりあえず避難をさせてもらった越野だったが…? |
***感想*** |
全2巻のパラレル仙越第1巻。吸血鬼物で、第1話「伯爵」第2話「陽炎」収録。
い、1巻しか入手できなかったんですが、こーれーはー辛い(T.T)
ストーカー@センドー伯爵がじわじわと迫り来る感じや、人外の無感動な冷酷さなど、期待に違わぬ恐怖を提供してくれる、ホラーとしてはすごく面白い本なんですが…そこまでなんですよ…
越野が怖がってるので、仙道の執着はまだ、異常な恐怖をもたらす物でしかないんですね。安易な作品だったら、このまま正義の味方みたいな人が乱入して、仙道を倒して越野を救ってハッピーエンド、なんて事になりそうな。
きっとこれから互いの心に触れ合って、最終的にはラブラブ…まで行かずとも何か通じ合う物が出てくるんでしょうが…うぅ早く読みたいよう(T.T)
でも入手のあてはないんだなヽ(´・`)ノ フッ
この本の本文レイアウト、すごく好きです。全ページ同じシンプルなデザインでありながら、スクリーントーンによって微妙に雰囲気が違うのがいいですね~。 |
THE MAN COMES FROM LONG NIGHT 2 |
「THE MAN COMES FROM LONG NIGHT 2」
(C)1999
花川戸菖蒲・角田緑 |
仙道×越野 小説 |
1999年5月2日 初版 |
A5版 |
***あらすじ*** |
|
***感想*** |
ちょっと、これに関しても感想が長くなりそうなので、きちんとまとめてからアップします。 |
ALWAYS ON MY MIND |
「ALWAYS ON MY MIND」
(C)1999
花川戸菖蒲・角田緑 |
仙道×越野 漫画 |
1999年8月14日 初版 |
B5版 44頁 |
***あらすじ*** |
夏休み。
暑さを理由に普段に増してだらけているが、ベタベタする事にだけはマメ。そんな仙道に、とうとう越野がキレた!
仙道の言葉の揚げ足をとって、「おさわり」以外禁止を宣言するのだが…? |
***感想*** |
フツーの高校生仙越(笑)
コマ割り、効果までまったく一緒ながら、対照的な2つの3頁漫画に挟まれて、花先生原案のちょっと長めのストーリー漫画という構成。いつもながら、細部まで拘った作りの本です。
やー、これ大好きだ(笑)
めずらしくエッチな話なんですが、角田先生の作風で、必要以上にいやらしくなってないのがいいです。
巻末の花先生のトークで、脚本抜粋されてるんですが、字の方が、数段やらしいんですよ。角田先生曰く「ネチネチ」とした感じ。
花先生のエッチは大好きなんで、抜粋シーンでもウハウハ…でもねー、オリジナルならともかく、仙越はやはりこのぐらい爽やかでないと!と思ってしまいました。花先生ごめんなさい~(O.O;)(oo;)
とはいえ、押さえるとこは押さえてくれてるので大興奮♪仙道いいなあ…越野の腰骨…(涎) |
NATIVE NOVELISE 1 |
「NATIVE NOVELISE 1」
(C)1999
花川戸菖蒲・角田緑 |
仙道×越野 小説 |
1999年12月25日 初版 |
新書版 268頁 |
***あらすじ*** |
ニューヨーク―双子ビルの背中を見上げる街で、法とは違うルールの元でに生きる少年達。ストリートキッズ…白人グループ、黒人グループ、プエルトリカン、チャイニーズ…ヒロアキ・コシノはその中でも最も少ない日系人グループのボスだ。
その日系人グループの仲間が立て続けに同じ手口で殺される事件が起こっていた。そんな時、コシノが偶然遭遇したリンチから助けたのは、ダウンタウンには不似合いな、1人の男だった… |
***感想*** |
SDパロとはいえ、キャラの名前を変えたら完璧なオリジナルと呼べる作品です。
何がノベライズなのかと思ったら、「NATIVE Living in the Jungle 1」の漫画の部分も小説に書き換えてあるのですね。
…しかし悔しい(T.T)SDは連載途中でジャンプを買うのをやめた為、最後まで読んでないのですが、これ、キャラが全部把握できてると、ヴィジュアル的に数倍楽しいよ!!絶対!!
越野はカッコカワイイし仙道は茫洋としててオカシイし、キャラクターがね、σ(^^)
がわかる分だけでもいちいちはまり役で、いや面白いっす。 |
NATIVE NOVELISE 2 |
「NATIVE NOVELISE 2」
(C)1999
花川戸菖蒲・角田緑 |
仙道×越野 小説 |
1999年12月25日 発行 |
新書版 238頁 |
***あらすじ*** |
目の前で親友・ウエダを殺されたコシノ。
怒りに燃えるコシノの前に、先頃からの連続日系人殺人に連なる一連の事件の背景が、ようやく見えてきた。
彼らの西地区を狙った卑劣な策謀…。
打てるだけの手を打ったコシノは、全ての黒幕のもとへ単身乗り込んだ!! |
***感想*** |
ラブシーンは殆どありません。が、息もつかせぬアクションと、緊張感ある描写で、一気に読まされます。緩急自在のストーリー構成も見事ですが、何というか…越野がねー、読み進むにつれすごくカッコ良くなって行くのですわ。仙道が全てを捨てて惚れこむのがわかる!!っていうか、コイツに惚れない人間の方が分からんというか…。
花川戸先生の作品に多く見られる『闘う受け』ここにきわまれり、という感じですか。
他方、受けがこんだけカッコ良くちゃ、少々のカッコ良さでは攻めはかすんじゃうんですよね。それで仙道は自他共に認める『変態』になってしまったのでしょうか(笑)
なんにしろ、それだけヘンでやっとつりあいとれてるってとこ? |
NATIVE NOVELISE 3 |
「NATIVE NOVELISE 3」
(C)1999
花川戸菖蒲・角田緑 |
仙道×越野 小説 |
1999年12月25日 発行 |
新書版 248頁 |
***あらすじ*** |
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***感想*** |
最初は、「BANANAFISHもどきか?」などと失礼な事を考えながら読んでたのですが、読み始めてまもなくそうではない事に気付きます。
越野は天才ではないし、孤高の人ではない。同じく猫科の獣、同じく山猫になぞらえられていますが、アッシュと越野の決定的な違いは、越野がどこまでも「自分に対して肯定的なところ」ですね。
ボスである自分ができることの限界を知り、またそうある以上は必然的に付随してくる、仲間を守る為の戦いにおいては人を殺す事も厭わない。サトシが自分の巻き添えで死んだときも、不必要に自分を責めたり自分を軽んじたりせず、正しく敵に怒りを向けられる。
無神経であるという事ではなく…その時々に自分のできる最上の事を、気負いもなくやってのけるというのはある種の理想ではないでしょうか。 |
FIELD |
「FIELD」
(C)1999
花川戸菖蒲・角田緑 |
仙道×越野 小説 |
1999年12月25日 発行 |
A5版 32頁 |
***あらすじ*** |
刑事を辞めてから警備員の仕事についたセンドー。
クリスマスの夜、急に同僚の替りに夜勤が入り、コシノとの約束をすっぽかすことになってしまって…。
「NATIVE」その後。 |
***感想*** |
コピー誌。ラブラブおまけ編。本編であまりいちゃいちゃしてなかったので、嬉しいです。
「Preparatory on NATIVE Living in the Jungle」の暮越先生お誕生日おめでとう企画だけ再録したものですね。
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GeNKAI |
「GeNKAI」
(C)2000
花川戸菖蒲・角田緑 |
仙道×越野 小説+漫画 |
2000年5月 発行 |
B5版 14頁 |
***あらすじ*** |
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***感想*** |
幻(笑)のコピー本。
鉛筆描きのラフな表紙に、「まさかタイトルの限界って…(^◇^;)」と思っていたところ、前書きに角田先生の自己申告がありました(爆笑)
内容的には、ダブルパロというか、そもそもパロディキャラである仙道と越野による原作・Qoo・どこいつ・(J-PHONE)のパロディになっていて、本の作り的には荒いものの、かなり笑えます。
巻頭の角田先生の漫画、これってたまに原作読み返すとすんごいあるある~!!
花先生の「LOVE BEER?」編、読みたいのはきっと私だけではないに違いない。
個人的にバカ受けだったのは、ゲストの11人11色さんの仙道兄&プレーリー越野、マンドリン・マラカス共演。アコースティックギター持っていくから混ぜてェェ!!<ギター・マンドリン部出身者の叫び |
ambition |
「ambition」
(C)2000
花川戸菖蒲・角田緑 |
仙道×越野 小説 |
2000年8月11日 発行 |
A5版 84頁 |
***あらすじ*** |
海南との練習試合の日、大幅に遅刻してきた上に、出場した後半で本気を出さなかった仙道。
僅差でとはいえ負けて不本意な結果に終わった越野は、そんな仙道を厳しく詰るが…。 |
***感想*** |
高校生の2人。高2の秋。やっぱ仙道へなちょこだなぁ。天才なんだけど、へなちょこ。
その点越野くんはフツーの人なんだけど地に足がついててカッコイイ。同じ道を進まない(進めない、でなく)2人の強さが、切ないです。
同時収録はエッチ全開の年下攻め家庭教師モノ。なんだからしくない…? |